マイク1本、真髄を伝えて

今、生きていることに喜びや満足を感じていますか。
それとも、人と比べてお金がないことに萎縮したり、病気を不用に苦にしたり、家庭が円満でなければ不満を抱いたり、また自分の望みがかなえられないと不平をもらしたりしていませんか。
冒頭からちょっと耳の痛い話をしましたね。実はかつて私もそのような気持ちを抱いていた時期があったように思います。

もちろん、お金や健康や家庭など生きていくうえで必要な事柄ですから、より良くしていかなければならない問題です。しかし、人間にとって本当に大切なものは何かを知ってほしいのです。

今、素直になって自分を直視してみましょう。目をとじて、すべてのこだわりを捨てて、この大宇宙の中に存在している自分を見つめてみましょう。
次に、自分に次のように問いかけてみてください。「自分は、苦悩するためにこの大宇宙の中で生かされているのか…」と。
人間一人は、もっと偉大であり、もっと広大な存在です。私たちはついこのことを忘れがちです。

私たちは、自分の力で起きて、自分の足で歩いて、自分の頭で物事を考えて自分の口で食べ物を摂取しているので、つい「自分で生きている」と思い込んでしまいます。その自分を幸せにできるのは自分だけと思い込み、自分のことを優先して生きるようになりますが、ここから苦しみが始まります。
すなわち、「人間の苦悩の源は、自分で生きていると思い込むことから生じる」ということになります。これを裏返せば、「人間は自分で生きているのではなく、何かによって生かされている事実を知れば、苦悩は薄れていく」ということです。

この、「何かによって生かされている」という意味を知ること自体は、それほど難しいことではありません。わかりやすいたとえで言えば、まず心臓を動かしているのが自分ではないという事実を素直に見つめることです。「この心臓は誰が動かしているのか」と自分に問いかけてみることです。

人間に与えられたこの人生は本来、喜びに満ちあふれています。その与えられた喜びの人生を見事に実現しているのか?いないのか?
とても重要なことです。

その人生を「自分ひとり」のものにしなくてもすめば、苦しみがなくなります。自分へのこだわりがなくなるからです。

真理とは、何一つ難しいことはありません。その意味を理解するのに特別な知識や教養も必要ありません。
だから、人類救済には学舎も必要ありません。教科書もいりません。ハウツーもスキルも必要ありません。資格などもってのほかです。

私は、どちらかというと不器用なほうで、これという特技があるわけではありませんが、マイク1本あればこの意を伝え続けられます。
国や人種は違っても、心臓が動いて、血液が脈々と流れる人間であることに変わりはありません。皆が「生かされている」存在です。
私は、世界中にこの真髄を発信していきたい気持ちでいっぱいです。

福永法源 ブログ