あるべき生き方

みなさんは、どんな思いで日々を過ごしていますか?
あなたの周りには、幸せそうな人や、魅力的でうらやましく思えるような人はいますか。そして、その人たちは自信に満ちあふれ、希望に輝き、周囲の人たちから頼りにされて、決して悩みなどないように見えませんか。
自分の能力が周囲に認められていたり、大きな事を成し遂げた人たちは、それが生きる自信となって、明るく不安のない人生を送り、いつも笑顔が絶えず、周囲の人々を幸せにさえします。
一方では、自分自身に対して自信が持てず、悩みが多くて、苦しみや悲しみがいつも頭から離れずにクヨクヨ悩み込んでいる人も決して少なくありません。

私は、実際に数えきれないほど多くの人たちにお会いして、いろいろな話を聞いたりした経験から思うと、悩みのない人はいないと断言できるほどです。
それは、たとえ人が羨むような生活をしている人であったとしてもです。

悩みの種類はさまざまで、年齢、性別そして職業によっても異なり、それぞれの環境に応じて複合的に生まれてくるものです。
私に悩みを打ち明けてこられた方の中でも多かったのが、経営者の方々です。
こう言うと、一般の人々は、経営者の人たちのほうが自分たちよりお金持ちで、自信を持って幸せに生きている人が多いのではと思われるかもしれませんが、そうでないのが現状です。
赤字会社は国内の調査法人全体のおよそ7割を占め、毎年10,000~15,000の企業が倒産しているという現実を知れば、それもうなずけることでしょう。
私自身も倒産の憂き目にあっていることは、私のプロフィールをご覧になった方はご存じのはずです。
経営者の方々の悩みは、お金のこと、社員のこと、将来のこと、事業の発展と危機、税金の問題、それに加えてプライベートな家庭の問題と、一般のサラリーマンよりも責任が重く、悩みも多方面にわたっています。
しかし、経営者であれ、サラリーマンであれ、元をたどれば同じ人間です。自分をとりまく現象について、悪いことが気になり始めると悪いことばかり目についてくるものです。妻が悪い、夫が悪い、親が悪い、環境が悪い、従業員が悪い、会社が悪い、あげくには国が悪い……と、悪いことしか目立ってこなくなってきて、そしてそれが気になって悩みがますます増幅していくのです。
この苦境から脱しようと、悩みをなくそうと、もがけばもがくほど、悩みや苦しみの度合いは大きさを増していくのではないでしょうか。

そもそも、どのような状況においても「気にならない」自分であれば、たとえその状況がいかなるものであれ、悩みなど少しもないという状態になれるのです。
それこそ、「どうして自分は、こんなことで悩んでいたのだろう」というように。
現象に変わることを求めてもそれが実現しない苦しみが増すばかりですが、自分が変わることでその苦しみはなくなります。

「自然の法則」に、そのカギが眠っているのです。

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