案外気付いていないのが、自分の後ろ姿である。
後ろ姿は自分で見ることはできない部分であり、普段あまり意識することはない。
ところが、後ろ姿には今の自分の状態がそのまま表現されているのである。

背筋が曲がっていていかにも貧弱そうに見える後ろ姿ならば、不平不満をため込み、自信が無いことを表している。
後ろ姿に勢いを感じない人は、人生を苦としてきた度合いが大きいのである。
ちょっとした事にもその自信のなさが表れ、問題をまともに受けてしまいがちである。

一方、背筋が真っ直ぐに伸び、後ろ姿がいかにもたくましく感じる人は、やはり心にゆとりがあり、自信もある人である。
問題を問題としないたくましさがあり、どんな荒波がこようとも堂々と渡っていける人である。

後ろ姿は正直である。

どんなに高学歴で弁が立ち、いかにも賢そうにみえる人でも、その人の後ろ姿が貧弱であれば、本当に生活がうまくいっているとは言えない事が多い。
理屈ばかりで生きてきて、なんらかの問題を抱え、人生に負けている。

大切なことは、まず自分が立派な後ろ姿になるということである。
つまり、いつも自信が湧いている、いつも不安がない生活を送っているかどうかということだ。

あなたがたくましい後ろ姿に変わったとき、あなたの出会う相手も後ろ姿が立派な人間になっていくだろう。

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