真冬らしい厳しい寒さが続いていますね。
毎年この時期になりますとテレビや新聞でセンター試験の様子が報道されます。
凍える北風に身を縮めながら試験会場へ向かう学生の姿。
私は、そんな学生の姿を見て
「ああ、今まさに人生が輝いているな」
と憧れるような気持ちを抱くことがあります。

人間は年老いて初めて「若さ」の素晴らしさを知ることができます。
その気づきは単に外見や健康の衰えなどの自覚症状によるものではなく、未来に費やせる絶対的な時間の差にあると言えるでしょう。
私のように70を超える高齢者と違い、若者は30年、40年もの先の未来につながる「今」を生きることができます。「今」この時をいかようにでも使え、未来をいかようにでも育んでいくことができるのです。

そう、その気になれば何だってやれる。

この「今」は、二度と戻らない「今」なのです。
人生はものすごいスピードで流れています。
特に若い頃は後ろを振り向いている余裕なんかありません。
ですから
「あの頃、もっと勉強していれば…」
「若い頃に大きな目標を立てていれば…」
と、大人になって後悔することもあるのです。
人生とは難しいものですね。

今、この瞬間の大切さというのは、過ぎ去ってみないと自覚できないもの。
大人たちは身にしみて感じていることです。
だからこそ、年齢を重ねてようやく、「若さ」は限りない可能性であることを知るのです。人生を振り返ることができた年長者だからこそ、未来ある若者に「若さ」の価値を伝えていきたいものです。
目まぐるしいスピードで流れる若者の時間ですから、もしかすると我々大人の姿は目に留まらないかもしれません。
しかし言葉ならば届くはず。きっと心へ響くはずなのです。

人生は冒険です。
どんなことにでも挑戦すること。
失敗を恐れてはいけません。
失敗は終わりではないのです。
たとえ道を外しても回り道をしても、
また戻って来ればいいのです。

そして、夢は大きいほうがいい。
夢を持ち続けることで個性が生まれます。
社会の荒波にもまれたとしても、夢さえあれば必ず浮き上がるのです。
夢は希望へとつながっています。

大切なのは諦めないことです。
自分を信じることで未来は切り拓かれてゆくのです。
この繰り返しこそが、何十年先の大きな大きな自分を創るのですから。

経験や知識は人に伝えてこそ真価を発揮するものです。
エールの言葉が若者の輝く未来の一助になれば、こんなに嬉しいことはありません。
私は奇跡の瞬間を生きる若者たちを、心より応援したい。
この2017年が、すべての若者にとって、輝ける明日に向けて巣立つスタートとならんことを願って。

福永法源 ブログ